本来猫は奇麗好きですから、一生シャンプーをしなくても体臭などほとんどありません。毎日、毎日暇になれば毛繕いをします。実に奇麗好きです。ですから猫の体臭が気になりだしたら、多分何らかの病気の始まりである可能性があります。


通常は、体臭がきつい猫には食餌管理は必要なく、どちらかといえば動物病院が必要です。
 あくまでも可能性ですが、まず第一には口の中の病変が考えられます。年月が経つと徐々に歯石が溜まります。いくら奇麗好きの猫でも毎日歯を磨く猫は見たことがありません。もしあなたの猫が毎日やっているのなら、連絡をください。ビデオを撮りに伺います。その歯石の影響で、口臭がするようになります。



体のどこかに怪我をして膿んでいる場合も、ひどい体臭がすることがあります。外耳炎や重度の皮膚病でも体臭はします。もっとも重症な場合は、慢性腎不全になっている猫の口臭です。これは、吐息がアンモニア臭くなります。詳しくは 「病気と予防」 のコーナーを参考にしてください。


いずれにせよ、体臭がきつくなってきたと思ったら、動物病院に行きましょう。

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