離乳期を過ぎ、徐々に周りの世界に興味を抱いている頃です。猫は元来大変好奇心の強い動物でありますが、また逆に大変警戒心の強い動物でもあります。つまり、びくびくしながらの好奇心の固まりです。新しいものに対しては大変な好奇心を示しますので、この時期に幼猫用のキャットフード以外の食べたことのない、しかも大変おいしいものを与えますと、だんだんと口が肥えて贅沢な猫になってしまいます。食事に関しては、贅沢にすればするほど獣医師を儲けさせることになります。
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したがってこの時期の食餌管理は、幼猫用ないし成長期用のキャットフードをいつでも食べることが出来るように置いておきましょう。
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猫は、割合と食べ過ぎにはならないものです。ほかの食べ物に興味を向けさせないためにも、食べたいときに食べることが出来るようにしておきましょう。もし犬と同居している場合は、たいていの場合ドッグフードよりキャットフードが嗜好性が良いために、犬に横取りをされてしまいます。そこでいい方法があります。犬は高いところには上れませんので、犬用のえさは下に、猫用のえさはテーブルや箪笥などの上に置いておきましょう。猫がドックフードを好んで食べることはめったにありません。
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たいていのところには猫は登ることが出来るために、特に台所では注意しましょう。ちょっと油断をすると、夕食の肉や魚を盗まれることがあります。教えていないにもかかわらず、たいていの猫は生肉や魚が好きです。なるべくキャットフード以外のものを食べる機会を少なくしましょう。 |
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